マークセンサー
原反フィルム上の印刷部分と無印刷部分を検知する「マークセンサー」の調整を完全自動化。
概要と特徴
大きな原反から繰り出される袋の材料となる原反フィルム。この原反フィルムには、あらかじめ商品の名前や写真などが連続して印刷されています。「マークセンサー」というセンサーは光学式のセンサーで、フィルム上の印刷のある部分とない部分、印刷色の濃淡の変化を読み取って、一定の送り幅(ピッチ)でフィルムを移動させる制御の「目」となっている装置で、製袋機の「下流」=ギロチン(シャー)に近い部分に置かれています(図参照)。
他社製品や従来機では、このマークセンサーの感度調整を手動で行なっていました。特に感度調整に関しては光学式センサー独自の微妙な調整が必要で、オペレーターの熟練が必要とされてきましたが、トタニの製袋機では、機械始動時の印刷ピッチ計測時にマークセンサーの調整を全自動で行ないます。これによって調整ミスなどが原因で起こる無駄なフィルムのロスを激減させ、フィルムの節約にも貢献しています。
※外観、仕様、価格などの記載内容は予告なく変更する場合がありますので、予めご了承下さい。