Companyトタニについて

Philosophy経営理念について

トタニの経営方針の中核は「人間中心の経営」という理念。

創業以来、トタニ技研工業株式会社(以下トタニ)は環境・省エネに貢献できることを念頭においたモノづくりに徹し、世界中の皆様にお買い上げいただける「最高性能の製品を創造する」ことを私たちのモノづくりの原点としてきました。
いま、製袋機でつくられるパッケージングの分野でも、いかに少ない資源で、少ないエネルギーで、リサイクルやリユース性の高い製品を生み出すかが社会的責任の高い課題になっています。環境保護や二酸化炭素排出量削減に有効なプラスチックフィルム袋に社会の注目が集まるなかで、トタニもまた製袋機を提供するだけでなく、省資源、省エネルギー、環境への負荷低減に有効なトタニ独自の「角底袋(ボックスパウチ)」を独自開発し、その普及にも注力しています。
こうした先進的なモノづくりの取り組みを支えるのは人材です。私は”技術は人の中に残っていく”と思っています。そしてこれからも新技術を創造し、残していきたいと考えています。そのためにも「人を大事にすること」を経営戦略上の最重要課題に据え、社員にとってやりがいがある職場、誇りを持って楽しく仕事ができる企業を目指しているのです。

この「人間中心の経営」という理念を基本に、トタニが経営方針として掲げているのは、

  • 環境、エネルギー問題解決に貢献する「モノづくり」
  • 無駄を省き、真の価値を自ら創造する
  • 「ものまね」をしない独自開発技術で、常に最高性能を目指す
  • 目先の利益追求ではなく、将来の「モノづくり」につながる技術開発を行う
  • 社内・社外に対しフェアな企業姿勢で、ブランドを守り、信頼を守る
  • フラットな組織で権限を委譲し、管理を少なくする

という方針です。私は社員にモノづくりのおもしろさ、誇りを感じることができ、目標に向かって頑張れる職場環境を提供することが経営者として重要な責務と考えています。

信頼関係の重視とフェアな仕事をすることもトタニの重要な経営方針。

トタニではたとえ30年以上前の機械でも修理やメンテナンス、安全性向上のための改修を行っています。これは一見すると、利益を圧迫する余分なコストであり、多くの企業ではこのような余分なコストはカットされる傾向にあります。
しかし、こうしたコストをカットしてしまえば一時的に業績は上がるものの、長期的に見れば企業としての信頼低下につながりかねません。特に製袋機のようなニッチな業界では、お客様との強い信頼の醸成こそが重要なのです。弊社の技術サービス部門などでは担当者指名でお客様から連絡が入ることも多く、社員はそれを誇りに思っています。効率を重視する経営ではこのような信頼関係はまず築くことはできないでしょう。同時に協力企業様に対する「嘘をつかない仕事」もまたトタニの大きな経営方針です。こうした企業姿勢と人が中心の経営理念が、世の中に役立つ機械をつくる企業、世界で役立つ企業としての成長の種まきとなっていくと思っています。

これからも世の中に貢献できる企業として新たな「挑戦」を続けたい。

トタニは一貫して製袋機開発の技術を磨き、フィルムロスを減らし、製袋速度を向上させてきました。同時に壊れにくく、メンテナンスも容易で、継続的に生産活動をしてもらえるように改善を重ねています。これらは言うまでもなく生産時の無駄なエネルギーロスを減らすことにも貢献しています。
当社の製袋機が生み出す袋は長期保存性に優れ、医療や安全衛生に貢献する社会的な必需品です。高品質で高い生産性を保ちながら、世界中の人々のお役に立っています。今後はさらに社会貢献性を高めるために、フィルム素材の研究にも他分野の企業とともに取り組んでいくこととしております。
本来、トタニは製袋機のメーカーではありませんでした。1952年の創業時は海産物加工機械の製造・販売企業だったのですが、ドイツ製の製袋機の修理を依頼されたことをご縁に、製袋機の開発、製造への「挑戦」を始めたのです。その後、国産発のラミネート製袋機や世界初レトルト袋製袋機、世界初の3サーボ・可変シール制御方式国際特許製袋機、独自のボックスパウチ製袋機などを次々と世に送り出し、今に至ります。
製袋機で求められる薄いプラスチックフィルムの高速加工制御技術について、異分野の企業からも共同開発のオファーがあるほどトタニの製袋技術は注目されています。私たちはこれからも蓄積してきた基本技術をもって、どこにもまねできない製品を生み出す世界のトップ企業として研究・技術開発を続けて参ります。

トタニ技研工業株式会社
代表取締役
戸谷 幹夫

トタニの個人情報保護基本方針

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