Monozukuriトタニの「モノづくり」

Construction of the machineトタニ製袋機のしくみ=独自技術を知る

オプション/その他

ゼロストップコンベア

製袋後の袋を設定枚数に応じて集積し、「振動装置」と相まって袋揃えの手間を 低減するのが「ゼロストップコンベア」。製袋機の運転効率や箱詰め等の作業効 率の向上を実現します。

概要と特徴

高速で袋を製造できる製袋機の運用時には、最終工程で完成した袋も高速で搬出されてきます。こうした高速化する製袋速度に対応し、袋揃えの効率化と利便性を図ったのが「ゼロストップコンベア」です。このページではその概要をご紹介しています(動画あり)

  1. 製袋後の袋が原反側(上流)から「ゼロストップコンベア」に排出されると、「シャッター」にせき止められる形で袋が設定枚数分集積していきます。集積中は袋揃えを促すための振動装置により振動が与えられています(原反側=上流)から振動させています)。

  2. 集積枚数が設定数に達すると、「押えヘラ」が集積した袋の束を押さえます。この間も製袋後の袋は上流から排出され続けますが、次の集積待ちの袋は「押えヘラ」の上面に一時的に集積されていきます。

  3. その後「シャッター」が上昇し、「押えヘラ」が袋の束を押さえた状態で袋排出側(下流)に搬送していきます。

  4. 袋の束が「シャッター」の位置を通過した直後、「シャッター」が降下。この時同時に「押えヘラ」の上面で集積されていた袋の束も「シャッター」にせき止められ所定の位置に落下。その上にさらに次の製袋後の袋が集積していきます。

    搬送を終えた「押えヘラ」は元の待機位置(工程1)に戻って、次の搬送に備えます。

    製袋機稼働中は上記1)~4)の工程がくり返されるのですが、そこには「一旦停止」といった工程を挟む必要がなく、設定枚数分の袋がきれいに揃った状態でスムースに排出されていきます。製袋速度の高速化に対応しつつ、製袋後の袋揃えの手間や時間を削減。製袋機の運用効率や作業効率の向上による人件費の削減等に寄与する装置となっています

<ゼロストップコンベア>のスムースな稼働状況を動画で!

本装置を搭載する機種によって若干の仕様違いがあります
  • BHシリーズでは、前工程に「不良袋分離コンベア」ユニットが付帯しますので、良品と不良品ラインを区別できることもメリットとなります。
  • HKシリーズでは、標準仕様では袋の設定枚数に達すると数回ユニットの停止動作が入りますが、「ゼロストップコンベア」を装備することで停止回数が省け、生産性の向上が図れます。(装置名の「ゼロストップ」はここからきています)。

※外観、仕様、価格などの記載内容は予告なく変更する場合がありますので、予めご了承下さい。

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