Monozukuriトタニの「モノづくり」

Construction of the machineトタニ製袋機のしくみ=独自技術を知る

フィルム位置制御・カット部

シングルカット方式

インライン角丸カット加工がさらに高速・高精度に! トタニ独自の「シングルカット方式」とは。

概要と特徴

「シングルカット方式」とは、従来から「バリ(ツノ・オニ)」が出ない美しい仕上りと、PL対策・商品価値の向上が図れる独自技術として高い評価をいただいております「ダブルカット(二度切り)方式」から進化したインライン角丸カット加工機構です。基本となる仕組みは、コーナーカット形状を監視する「高精度CCDカメラ」と「コンピュータによる画像解析」、「制御用サーボモーター」が生み出す正確なフィルム位置制御システム=「シャー制御システム」の組み合わせによるものです。しかし、この「シングルカット方式」では、カッターの刃の真上付近にある「高精度のCCDカメラ」から送られてくるデータをトタニ独自の画像処理技術で高速演算。カッターがフィルムを切断するまでのごくわずかな時間でコーナーカット部とカッターの位置ズレを計算し、コーナーカットの中央を切断するようカッター位置を高速で補正するというという「リアルタイムシャー制御」を実現しました。

印刷のズレなどで規定のカット位置が変化しても、進化した高速画像処理技術がカッター部をサーボモータで駆動、極めて正確な角丸などのカット加工を行います。従来の「シャー制御システム」に比べ、画像処理完了までの時間を精度を落とすことなく大幅に向上。また、「カッター上下動用の別駆動サーボ搭載機」では、画像処理完了のための待ち時間が製袋機全体の動作を遅くしていたという問題点を、切断部の駆動を独立させ、切断部だけを受け待たせる駆動制御機構の導入で解決。製袋機全体のショット数が落ちるという問題を解消し劇的な高速化を実現しました。「シングルカット方式」でコーナーの角丸を高速で正確にカット、「バリ(ツノ・オニ)」の発生を防止し安全で美しい仕上げを実現したトタニ独自の「シングルカット方式」は、これまでにも増してフィルムの「カス」=ロスが少なく、省資源にもつながっています。

<位置検出用高精度CCDカメラ>
位置検出用高精度CCDカメラ

<リアルタイムシャー制御を実現する画像処理制御>
リアルタイムシャー制御を実現する画像処理制御

※外観、仕様、価格などの記載内容は予告なく変更する場合がありますので、予めご了承下さい。
※これらの数値は機械自身の能力を示すもので、ある特定の条件で弊社で確認しています。実際の運転速度はフィルムやその他の要因によって変動します。詳しくはお気軽に弊社営業までお問い合わせください。

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