Monozukuriトタニの「モノづくり」

Construction of the machineトタニ製袋機のしくみ=独自技術を知る

フィルム位置制御・カット部

シャー制御システム

袋のRカット・ノッチ加工の品質を左右する「シャー制御システム」。
(対応機種:BH-60・BH-60D・FDシリーズ)

概要と特徴

「シャー制御システム」とは、袋のカドを丸める「コーナーカット加工」や、袋の開封口をつくる「ノッチ加工」などの加工を制御するシステム。特にコーナーカット加工の場合にありがちな、尖った部分(バリといいます)ができるのを防ぎ、スムースで美しい袋形状をつくり、商品価値を高めるシステムです。

その仕組みは、コーナーカット加工・ノッチ加工などに使うカッターの刃の真上から、高精度のCCDカメラがカットの形状を監視し、コンピュータで画像を解析。印刷のズレなどで規定のカット位置が変化してもコンピュータが位置を自動で修正し、サーボモーターによる正確な「フィルム位置制御」と共に正確なカット加工をおこないます。

トタニ独自の「ダブルカット方式」と「シングルカット方式」、二種類のカッティング方法を選択できますので、製袋条件によりカッテイングの方法を選択していただけます。

二種類のカッティング方法

「シングルカット方式」
コーナーカット刃型の対角線上(打抜穴の中心)を正確に一度だけ切断します。

「ダブルカット(二度切り)方式」
コーナーカット星型鋭角部手前にてシャーカット後、星型鋭角部を挟んでシャーカットベースを約0.6mm(0.6mm~1.5mm任意設定できます)上流に移動し、再度シャーカットします。

「シャー制御システム」の高精度加工技術を利用すれば、「片側ノッチ加工」や、袋の端のすぐ内側にノッチを加工するといった(下図参照)、従来の装置では困難といわれてきた高精度の加工が可能になります。「シャー制御システム」さまざまな形のカット加工のニーズにも対応が可能なシステムと言えるでしょう。

片側ノッチ加工
袋の端のすぐ内側にノッチを加工

※外観、仕様、価格などの記載内容は予告なく変更する場合がありますので、予めご了承下さい。

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