トタニの開発力 Vol.1-1 「トタニデータ通信システム」
これまで、トタニは袋の生産性向上と製袋品質の向上を目標に、他社とは一線を画す独自の機構や機能の開発を続けてきました。そしていま、トタニが独自に開発を進めているのが業界では導入例の少ない製袋機の「データ通信システム」です。
広域インターネット網(WAN)に接続されている複数の製袋機のデータ、例えば製袋条件やアラーム、温度変化などを記録することで、機械の不具合や不良袋の原因調査、過去の製袋条件の確認・再現を実現したい、というのがこのデータ通信システム開発の発端でした。
現在はトタニ社内で調整中の製袋機のデータ管理に導入されており、さらにユーザー各位にとってより価値の高いシステムにすることを目標に、開発を加速させています。
今後の目標として、まずは製袋機の稼動データの集中管理だけではなく、原反消費量や生産ロットの管理といった「生産管理」が可能なシステムへの発展、さらにリモートメンテナンス、リモートトラブルシューティングも可能な「システムへの展開、生産管理・品質管理にも役立つシステム」への進化を目指しています。世界のトタニの製袋機をリアルタイムに監視し、機器の故障診断・予測やリモートで保守メンテナンスも可能とする「リモートメンテナンス」体制の構築、さらには採集データをデータベース化し、生産管理のデータとして役立てる、顧客のニーズを把握し、最新の技術も提案・紹介できる「製袋コンサルティングシステム」への進化をも目標としているのです。

独自開発の「トタニデータ通信システム」:概要
- 複数製袋機の集中管理が可能。
遠隔地にある複数のトタニ製袋機の稼働状況を集中管理することができます。生産現場から離れたところからでも、リアルタイムで稼動状況の確認やアラームの監視が可能になります。 - 豊富なデータを収集・保存できる。
生産された袋の枚数、運転速度、製袋条件など多くのデータを記録・保存でき、製袋機の効率的な運転を可能にします。 - トレーサビリティへの応用。
製袋条件など履歴として保存。どのような条件の場合、品質の良い袋ができていたのかなど、品質の管理や製袋の不良発生原因の特定にも活用していただけます。 - カスタム化対応。
お客様の生産状況や管理体制、利用目的に応じたカスタム化も可能です。
製袋機メーカーだから実現できた「トタニデータ通信システム」:何ができる?
製袋機の操作画面に表示されているほとんど全てのデータが記録されます。
- 生産管理に必要な多様なデータを記録。
運転速度、ショット数、累計ショット数、原反消費量、送りピッチ、印刷ピッチ、ヒーター温度、運転履歴、運転状況、運転停止などの警報状況、不良排除、製袋条件の変更履歴など、生産管理に必要な多様な情報が記録されます。
- 日、月、年次単位での全稼動状況データが確認できる。
数年分のデータ(*)を保存でき、いつでも参照することが可能ですから、万一の不良発生原因の特定にも活用可能です。
*ご準備頂くサーバのハードディスク容量により異なります。
製袋機を進化させる「トタニデータ通信システム」:システム導入のメリットは何?
- 製袋の品質の向上と安定した品質の確保。
アラームや運転停止のデータが保存されますので、不具合発生時の原因の追究(トレーサビリティ)と対策が速やかにとれます。 - 製袋機の効率的な運用。
製袋枚数や運転速度が保存されますので、管理者用の監視ツールとしても最適です。また最適な運転条件も確認・記録できますので、同条件での運転データを確認・再現できます(過去の製袋データを選択し、同条件で運転することも対応予定です)。 - メンテナンス・サービスの効率化。
運転履歴、運転状況などからメンテナンス時期や部品交換の時期などを推定することもでき、メンテナンスサイクルの適正化を図ることで、メンテナンスコストの削減にも役だてていただけます。 - 経営管理面への展開。
既存設備も含めた効率的な製袋機の活用方法を構築いただくためのツールとなります(将来的にはロット管理、担当オペレータ毎の管理等に対応する予定です)。 - 対応機種:BH/FD/FA/HKシリーズ(ただし、上下駆動がインバータ方式である旧シリーズは除く)の全機種で対応可能。
VK/KP/STシリーズについては、現時点での対応予定はありません。
- このページに掲載されている製品・技術の中には、現在開発中のものが含まれています。開発状況に応じて画面や仕様、データ項目などは変更されることがあります。導入については下記のメールにてご相談ください。
| 「トタニデータ通信システム」:デモンストレーションのご案内 |
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「トタニデータ通信システム」は、年間数回開催される展示会でデモンストレーションを行っております。このページと展示会情報などで、次回のデモンストレーション予定をご案内いたします。 2011年10月18日〜21日 「2011 日本国際包装機械展 JAPAN PACK」会場にて。 |
